・・・自分も2060年には高齢者に入るので、自分には関係ないのでは!?
✔︎人口が減れば今あるビジネスの大半は機能しなくなる
✔︎福祉や医療問題は確実に悪化する
✔︎年金はもらえるが額がヤバイ
✔︎国の価値が落ちればお金の価値も下がる
人口減少で今あるビジネスほとんどは後退する
景気は単純で人の数に左右されています。
例えば日本が高度経済成長を遂げたときは、人口もどんどん増えていった時代とリンクします。
曽祖父の時代(戦争体験世代)の家族は7名だったり10名が当たり前だったのはご存知ですよね?2名の夫婦から5名〜8名の子供が生まれるわけですから、人口は鰻登りでした・・・しかし今や二人の夫婦でひとりっ子なんて、珍しくもなんとも無いですよね。
夫婦が誕生しても人口が減っていくと言う現実。
単純に考えて、今まで『2名に売れる可能性があった物』が・・・どんなに努力しても1名しか購入相手がいなくなるのが『決定』しているのですから、経済が良くなる要素が見つかりません。
それと同時に物価やサービスは料金が上がります。
これも単純ですね、今までは100円で売っていても100名に売れたので『利益』が出ましたが、これが50名にしか売れないのであればコストが変わらない限りは値段は倍にしないと、物を売り続けることは出来ません。サービスも同様で10名のゲストが訪れるバスツアーが、3名しか集まらない世の中になれば、単価は利益が出る水準まで上がります。
もしくは無くなるってことです。
つまり旅やサービスを受けれるのは、高所得層のみの限られた贅沢になっていくと言うことです!!今は割と市場に競争の原理が働き提供する側が多い状態で価格は安く高品質ですが、提供しても買う相手がいなくなれば自然と参入者は減り、薄利多売も出来ない時代になるので、自然と富裕層だけを狙った高額のものが売り出されることになるでしょう。
日本の未来は『貧乏人と超金持ち』の二極化。
福祉・医療費を作り出す財源が無くなる
福祉や医療費は『財源』から捻出されています。
もちろん我々が収める『税金』からも出ているのですが、良く聞く『俺たちから取っている税金を無駄にしやがって』『税金を納めているのだから政治家ちゃんとやれ!』などなど耳にしますが・・・日本の税金の半分は高額納税者(4%)のいわゆるお金持ちの方々が納めています。
年収が1千万以下の方の収める税金額ですと、国は運営できないんです。
この事実・・・累進課税の意味を知っていて指摘しているのか否かは、マネーリテラシーを高める上では、悲しいですが知っておくべく事実です。
簡単に言えば『お金持ちのみなさんアザぁーーーーッス!!』ってことです(笑)。
話が逸れましたが、今後100%訪れる『超・高齢化社会』では、その財源がみるみる減っていきます・・・稼いでくれる人はいないのに、面倒をみないといけない人はドンドン増えていく社会だと言うことです。
国に依存したお金の状態や銀行貯金だけは危険だと言うことです。
年金は無くならないが減り続け貰えるのはスズメの涙
年金問題は『自分ごと』に捉えやすいので、
気にしている方が沢山いますが、打つてなし!と言う方も多いのも事実でしょう。
良く言われる『年金がもらえない』!これはほぼ嘘だと言えるでしょう・・・日本が破綻してしまった場合はもらえませんが、今のところは大丈夫です。
ただし世代によってもらえる額に大きな差が出るのは確実です。